上海で100人が「上海の職人」に認定 花火師や標本制作などの職人が初選出
中国の「大国の職人」に認定された上海の王曙群さんの先進的事例の報告会、及び2023年「上海の職人選出・認定大会」が29日、上海万博エキシビション&コンベンションセンターで行われた。そして職人100人が「上海の職人」に認定され、メダルと証書を授与された。花火師や標本制作、ゲームアートデザイナーといった職種の職人も初めて認定された。中国新聞網が報じた。
「上海の職人選出・認定大会」の様子(真提供・上海市総工会)。
上海市総工会(労働組合連合)は2016年から、「上海職人千人選出計画」を始動し、社会において、職人になったり、職人から学んだりする風潮が高まった。これまでの7年間に合わせて683人の「上海の職人」が選出されてきた。2023年の「上海の職人」育成・選出活動が始まって以来、機関や社会団体からの推薦や、個人による自薦を通じて、合わせて903人が「上海の職人」の候補者として選出された。その後、資格の審査や面接、専門家による審査、評価・審査結果公表、社会公示などを経て、王大慶さんを始めとする100人が、「上海の職人」に認定された。
新たに「上海の職人」に認定された職人100人の平均年齢は46.6歳で、最年少は24歳。経験年数は平均23.5年だった。男女別で見ると、女性が16人で、全体の16%を占めた。機械や電力、船舶、自動車、石油化学、交通、医療、医薬、テクノロジー、文化教育、建築・建材、通信、電子デバイス、宇宙飛行・航空といった多くの分野をカバーしている。
全体的に見ると、2023年の「上海の職人」に選出された職人は、学歴やスキル、イノベーション能力が高いといった特徴を備えていた。学歴を見ると、4年制大学卒業以上の学歴所有者が80人で、全体の80%を占めていた。また博士号取得者は22人で、全体の22%を占めていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月1日
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