中国は常に世界の発展の重要なチャンス
習近平国家主席は5日、第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)に書簡でメッセージを寄せ、「中国は常に世界の発展にとって重要なチャンスであり、揺るがず高水準の開放を推し進め、経済のグローバル化のよりオープンかつ包摂的で、あまねく恩恵を及ぼす、均衡のある、ウィンウィンの方向への発展を後押しし続けていく」とした。輸入博という世界に開かれた窓を通じて、国際社会は中国の世界と市場機会を共有するという誠実な願い、高水準の開放を推進するという揺るぎない決意、開放型世界経済の構築を後押しするという積極的な行動を再び目の当たりにした。(人民日報コラム「和音」掲載)
中国にとって輸入博の開催は、新たな高水準の対外開放を推進する重大な決定であり、主体的に世界に市場を開放する重大な措置である。今年も各国企業の参加熱は高く、約200社が6年続けて出展契約を結び、11ヶ国が初めて国家展に参加し、34ヶ国が初めてオフラインで国家展に参加する。3400社以上の出展企業と41万人近くの特別来場者が参加を申し込み、フォーチュン・グローバル500にランクインした企業や各業種のリーディングカンパニーの参加数は過去最多を記録した。輸入博の質と水準が高まり続けていることは、開放を拡大し続ける中国の大きな魅力を十分に示すものだ。
現在、世界経済は回復の原動力が不足しており、各国が同舟相救い、共に発展を図ることを必要としている。文化と理念の交流を通じて、輸入博は開放と協力というコンセンサスを形成し続ける。そして、商品やサービスの取引を通じて、世界経済の発展に開放と協力の原動力を注入し続ける。今回の輸入博では、代表的な400余りの新製品、新技術、新サービスが集中的に初披露される。また、「手を携えて発展を促進し、開放によって未来を勝ち取る」をテーマとする虹橋フォーラムでは、グリーン開発、デジタル経済、スマートテクノロジーなどをカバーする22の分科会が開かれ、経済のグローバル化、世界経済の活力の回復、世界経済発展の強靭性の強化のために広範なコンセンサスを形成する。
輸入博への各方面の積極的な参加は、開放と協力が歴史の潮流であり、互恵・ウィンウィンが人心の向かうところであることを、存分に示している。中国は揺るがず高水準の対外開放を推進し、各方面と手を携えて、より繁栄する素晴らしい未来を創造していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月6日
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