中国商務部「海外金融機関の新疆自由貿易試験区での機関設立を支援」

商務部（省）の郭婷婷副部長は1日に行われた同部の専門テーマ記者会見で、「商務部は海外の金融機関が新疆維吾爾（ウイグル）自治区の自由貿易試験区に銀行、保険、証券などの金融機関を設立し、国際化・多様化した金融商品と金融サービスを提供することを支援する」と述べた。

【記者】資本、技術、データ、人材などの要素を誘致して集積することは自由貿易試験区の建設における重要な任務だ。商務部は新疆自由貿易試験区の建設についてどのような考えと措置があるのか。

【郭副部長】自由貿易試験区は制度のイノベーションを通じて、各種要素の合理的な流動と高効率の集積を促進し、イノベーション発展の原動力を増強するものだ。新疆自由貿易試験区が新疆の実際の状況に密接に結びついて、中国内外の資源・要素を誘致・集積するよう努力し、投資の円滑化促進、金融サービスの機能増強、デジタル経済発展の推進、人的サービスの保障強化などの面に重点を置いて、探求を進めることを支援する。

試行任務の実施を通じて、投融資環境を一層最適化し、中国と世界の2つの市場、2つの資源を十分に利用するための有利な条件を作り出すことにより、新疆自由貿易試験区がより大きく力を入れ、より効果的に人材、資本、技術を誘致し、データ要素の役割を発揮させ、質の高い発展を推進していくことを牽引する。（編集KS）

「人民網日本語版」2023年11月2日