中国のハイブリッド稲、普及面積が累計6億ヘクタールに
インディカハイブリッド稲研究成功50周年座談会・ハイブリッド稲学術シンポジウムが11日、湖南省長沙市で行われた。中国科学院と中国工程院の20人以上の院士、中国各省の農業科学院、大学、種子業リーディングカンパニーの代表者が出席した。科技日報が伝えた。
1973年、中国工程院の袁隆平院士に率いられ、中国はインディカハイブリッド稲「三系交配法」の確立に成功し、ハイブリッド稲の研究の歴史的なブレイクスルーを達成した。中国全土の科学技術者は50年にわたりハイブリッド稲の広範囲の協力を持続的に展開し、不稔系、回復系、ハイブリッドを組み合せた遺伝多様性を生み出し、ハイブリッド稲の質の高い発展を保証した。ハイブリッド稲は三系法、二系法、一系法の3回の理論的革新とブレイクスルーを経て、生産量の飛躍を5回実現した。中国での普及面積は累計6億ヘクタールに、もみの増産量は累計8000億kg以上に達した。ハイブリッド稲技術は世界の70数ヶ国に普及し、栽培面積が現在約670万ヘクタールを超えており、発展途上国の食糧不足問題の解決に中国発のソリューションを提供している。
国連世界食糧計画の駐中国代表の屈四喜氏は祝いの書簡の中で、「袁隆平氏に率いられ、二系ハイブリッド稲、スーパーハイブリッド稲、第3世代ハイブリッド稲、カドミウム低蓄積稲、塩・アルカリ耐性ハイブリッド稲などの研究が次々と成功した。中国のハイブリッド稲の研究は常に世界をリードする地位を保ち、飢餓撲滅に際立つ貢献を成し遂げた。シンポジウムが50年にわたる中国のハイブリッド稲の重要理論と技術成果を全面的に総括し、新時代におけるハイブリッド稲の体系的発展戦略の検討を深め、世界の食糧の持続可能な発展により大きな貢献を成し遂げることを願う」とした。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年10月12日
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