杭州アジア大会のスマートな選手村、ロボットによる蚊撲滅も
人民網日本語版 2023年09月21日13:15
アジア競技大会(杭州アジア大会)の競技場以外の最大施設である杭州アジア大会選手村は、選手、同行する役員・メディアに食事・宿泊・移動などの24時間サポートサービスを提供する。選手村ではスマートホーム、5Gネットワーク、モノのインターネット(IoT)などの先端技術が広く応用されており、大会をサポートするだけでなく、選手たちに快適で便利な生活体験を提供することになる。中央テレビニュースが伝えた。
銭塘江南岸に位置する選手村を歩くと、異なるシーンで、各種スマートロボットに「偶然遭遇」することができる。
スマート点検蚊撲滅ロボットの主な任務は、緑地や廊下で点検しながら蚊の撲滅を行うことだ。その研究開発チームスタッフの毛沢慶氏は、「蚊撲滅ロボットは人の呼吸の原理にならい、二酸化炭素装置により呼吸と同じ濃度と温度のガスを持続的に放出することで、人が呼吸していると蚊に勘違いさせる上に、蚊が好む365nm紫外線を放出するという2種類の方法で、蚊を寄せ付け捕まえる能力を高めている」と述べた。
選手村の拡張現実(AR)スマートバスは、全自動巡航モードで乗客に乗り継ぎと解説のサービスを提供できる。車載AR機能を融合した車窓は、車外のリアルタイムの映像を見られるだけでなく、バーチャルのシーンも融合でき、非常に不思議に思える。
選手村では、チョコレートは3Dプリンターで作れる。杭州のランドマークである雷峰塔、三潭印月、城市之門などを、3-5分で美味しいチョコレートにプリントできる。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年9月21日
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