宇宙貨物船「天舟5号」、順調に宇宙ステーションコンビネーションから切り離す

人民網日本語版 2023年09月12日09:51

中国有人宇宙事業弁公室によると、予定の任務を完遂した宇宙貨物船「天舟5号」が11日午後4時46分に宇宙ステーションコンビネーションから順調に切り離され、単独飛行に移行し、計画に基づき12日に制御を受け大気圏に再突入する。宇宙貨物船のほとんどの部品は大気圏再突入で燃え尽き、少量の残骸が南太平洋の予定されている安全な海域に落下する。人民日報が伝えた。

「天舟5号」は2022年11月12日に文昌航天発射場から軌道上に打ち上げられ、有人宇宙船「神舟15号」の乗組員3人の6ヶ月間の軌道滞在消耗品、推進剤、応用実験(試験)装置などの物資を積載し、超小型衛星「澳門(マカオ)学生科学教育衛星1号」、宇宙水素・酸素燃料電池、宇宙高エネルギー粒子探査ペイロードなど複数の宇宙応用プロジェクトを積載した。

「天舟5号」は軌道上の飛行期間中、今年5月5日に宇宙ステーションコンビネーションから切り離され、33日の単独飛行後に再び宇宙ステーションコンビネーションとドッキングし、関連宇宙技術試験を継続した。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月12日

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