アジア花卉テーマパークが浙江省杭州市でオープン

人民網日本語版 2023年09月08日16:44

「咲き誇る花々の香りが杭州と杭州アジア大会に漂う」というコンセプトに基づき、第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)が開催される浙江省杭州市で「アジア花卉テーマパーク」が6日、オープンした。中国新聞網が報じた。

アジア花卉テーマパークの敷地面積は約2万8000平方メートルで、杭州の宋韻文化とアジアの植物文化をコラボさせ、200種類以上の花が植えられている。同パークでは「種の物語」をテーマとし、全体において「陸上シルクロード」と「海上シルクロード」を主な糸口に、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジアの文化が特色あふれる花で表現されている。

アジア花卉テーマパークの様子(撮影・王題題)。

アジア花卉テーマパークの様子(撮影・王題題)。

同パークの照明設計は、「花を通して、パークとシルクロードを輝かせる」をテーマに、熱意あふれ、ロマンチックでユニーク、個性あふれるスタイルを用いて、パーク内の花を引き立て、活気あふれる杭州アジア大会のムードを盛り上げている。

アジアの特色あふれる花卉が両側を飾るパーク内の「友誼花廊」(撮影・王題題)。

アジアの特色あふれる花卉が両側を飾るパーク内の「友誼花廊」(撮影・王題題)。

杭州アジア大会終了後も、花卉パークはそのまま残されることになっているため、持続可能にし、利用率を高めるべく、パーク内の照明設計には省エネ、環境保護、スマートシステムといった技術が採用されている。イベント開催期間中や祝祭日は全ての照明が点灯されるのに対して、平日は1つおきに点灯するように設定されており、花卉や植物に対する照明からの影響を小さくし、杭州アジア大会終了後にも、市民が夜間にレクリエーションのために訪れることのできる場所として利用される計画だ。

杭州市園林文物局の関係責任者は、「アジア花卉テーマパークは、杭州アジア大会を盛り上げるだけでなく、市民や観光客に花畑の中で、気晴らしをしたり、のんびりとした時間を過ごしたりできる新たな場所を提供することになる」とした。 (編集KN)

「人民網日本語版」2023年9月8日

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