夏休み経済を熱くする水上スポーツ ウェイクサーフィンが大人気
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「最初にウェイクサーフィンに触れてから、このスポーツの虜になった」と話す広西壮(チワン)族自治区南寧市のサーフィン愛好家の李穎さんは、「ウェイクサーフィンの原理はボートによって水中で海の波に似た人工的な引き波を作り出し、これを利用して川や湖などの水面でいつでもどこでもサーフィンを楽しめるようにしたものだ」と述べた。
李さんは、「従来のスリリングで刺激的な海でのサーフィンに比べ、ウェイクサーフィンは相対的に穏やかなもので、短い時間でやり方を覚えることができ、しかも自宅近くの川でも楽しめる」と説明した。
今年の南寧の夏休み市場には水上スポーツを含むサマーキャンプが数多く登場している。同市のサーフィン団体の代表によると、7月下旬から8月下旬まで、同団体は複数の日程のサマーキャンプを相次いで打ち出しており、参加費は1人約2000元(1元は約19.9円)で、すべて満員に達したという。
最近は、フライングディスクやサイクリングのブームに続いて、サーフィン、スタンドアップパドルボード、カヌーなどの新興水上スポーツがニッチなスポーツの殻を破り、大衆の「新たな人気スポーツ」に発展した。
現在、海南や青島などの海浜都市が中国の水上スポーツの人気スポットへと成長しつつあり、関連用品のメーカーも水上スポーツ産業での展開を積極的に進めている。業界関係者は、「水上スポーツは異なる業態と協力し、多様化した消費シーンを作り出すことができる。また細分化された各層に向けて関連サービスを打ち出し、より多くの商用化ルートを切り開くことができ、『夏休み経済』をさらに熱くし、中国のスポーツ市場のイノベーションと高度化を後押しする上でプラスになる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年8月21日
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