広西の果物生産量が5年連続全国トップに

人民網日本語版 2023年08月03日15:25

先ごろ開催された広西壮(チワン)族自治区の農業の質の高い発展に関連する記者会見で、2022年、同自治区の果物の栽培面積が約133万3333ヘクタール以上、果物の生産量が3080万トン、果物の総生産総額が1700億元(1元は約19.9円)以上に達したことが明らかになった。同自治区の果物の生産量は5年連続で中国全国トップをキープしている。人民日報海外版が報じた。

2022年、広西壮族自治区の果物の生産量は、中国全体の8分の1以上を占めた。うち、柑橘系果物の生産量が1800万トンと、世界の生産量の10分の1、中国全体の生産量の3分の1を占めた。柿やドラゴンフルーツ、パッションフルーツなどの生産量は全国トップ、マンゴー、バナナ、ライチ、リュウガンなどの生産量は全国2位となっている。その他、モモやスモモ、ナシ、ブドウなども大規模生産されており、同自治区が強大な果物産業を作り上げるうえで、強固な基礎となっている。

果物産業の急速な発展によって、人々は豊かになり、ややゆとりのある暮らしを送ることができるようになっている。2022年末の時点で、同自治区で貧困から脱却した54県のうち、38県が果物栽培を主要産業としている。現時点で、同自治区の貧困脱却県における果物栽培面積は約60万4000ヘクタールで、生産量は1041万トンに達している。貧困脱却の難関攻略が実施される前と比べると、面積は12万8666ヘクタール、生産量は612万トンそれぞれ増加しており、貧困から脱却した住民約150万人の起業・就業をめぐる問題を解決した。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年8月3日

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