中国のBRICS担当調整官を務める馬朝旭・外交副部長(外務次官)が議長を務める「2022年BRICS調整官第3回会議」が21日に開催され、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの調整官が出席した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
馬副部長は、中国が今年BRICS議長国を引き継いで以来、BRICSが「質の高いパートナーシップの構築、グローバル発展の新時代の共創」というテーマを中心に据えて、経済・貿易・財政・金融、政治・安全保障、人的・文化的交流などの面で得た重要な進展を振り返り、6月22日から24日にかけて開催されるBRICSビジネスフォーラム開会式、第14回BRICS首脳会議、グローバル発展ハイレベル対話に関する状況を説明。「中国側の各準備作業はすでに整っている。各国が共に努力する中、首脳会議は必ず申し分のない成功を収め、BRICS協力をさらに高い水準へと押し上げるものと信じる」と述べた。
各国代表は中国側の議長国としてのリーダーシップと取り組みを高く評価し、今年BRICSが各分野の協力で得た成果と進展を十分に肯定したうえで、引き続き協力を強化し、BRICS首脳会議が実り豊かな成果を収める後押しをすることを表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年6月22日