今年の北京冬季五輪開催期間中、大会マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」が中国のネット上の話題をさらったことはまだ記憶に新しいだろう。そしてこのほど、カラフルなビンドゥンドゥンの新シリーズが売り出された。中央テレビニュースが報じた。
新カラーのなかでも、淡いピンク色のビン・ドゥンドゥンが特に人気となっている。デザイナーは取材に対して、「これは愛を込めた商品。一人でも多くの人に愛を届けたい」と説明している。
デザイナーによると、ビンドゥンドゥンは元々、ハイテク感や未来感があふれる「シェル」 を装着していた。そして、今回、イメージチェンジの面で、工夫を凝らし、ピンクのほか、グラデーションカラーのビンドゥンドゥンも打ち出している。
2015年に北京冬季五輪開催が決まった後、国際オリンピック委員会(IOC)は、知的財産権を北京組織委員会に引き渡し、その使用権は今年6月30日までとなっている。このルールに基づき、ビンドゥンドゥンの生産は6月末に、販売は9月末に終了することになっている。そのため、これら記念版のビンドゥンドゥンの価値は特別だと言えるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月18日