インドで確認された変異株「デルタプラス」の感染拡大が続いている。インド疾病管理センターが発表した統計データによると、25日の時点で、インド国内では、52人が「デルタプラス」に感染していることが確認された。「デルタプラス」は、免疫を回避し、デルタ株にK417N変異が確認された変異株で、感染力はデルタ株よりさらに強い。
インド医学研究評議会 (Indian Council of Medical Research)のBalram Bhargava会長は、「変異株デルタプラスの感染上の特徴からみて、感染拡大するエリアは非常に限られている。実験結果から見ると、今のところ、インド国内で主に使用されている2種類のワクチンはいずれも、デルタプラスに有効ではあるが、有効率はかなり低下する」との見方を示ししている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月28日