中国有人宇宙事業弁公室が15日に発表した情報によると、「神舟12号」有人宇宙飛行任務を遂行する有人宇宙船及び「長征2号F遥12」キャリアロケットが工場内におけるすべての研究・製造作業を終えた。すでに数回に分け安全に酒泉衛星発射センターに運ばれ、発射場における総組立とテスト作業を展開している。
発射場の施設と設備はコンディションが良好で、テストした各システムは秩序正しく各種任務の準備を展開している。今回の有人宇宙飛行任務を遂行する宇宙飛行士は強化訓練を行っている。
宇宙ステーションの建設に合わせ、中国は今年と来年に11回の飛行任務を継続的に実施する。うち有人宇宙船の打ち上げは4回。中国工程院院士で、中国有人宇宙事業チーフデザイナーの周建平氏は、「中国は今年上半期に有人宇宙船・神舟12号などを打ち上げ、宇宙飛行士を宇宙に送り込み、一連の宇宙ステーションの鍵となる技術を検証する。宇宙飛行士はさらに船外活動を行う」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年4月16日