2023年AFCアジアカップ中国組織委員会の成立大会が今月22日、北京で開催された。北京日報が報じた。
組織委員会の主席を務める北京市の陳吉寧市長は、「北京会場は今後、試合開催に向けた準備を全面的に進め、開幕式と閉幕式の計画もしっかりと行う。そして、首都のサッカー発展の水準向上を加速させたい」と語った。
組織委員会の執行主席を務める国家体育総局の杜兆才副局長は、「アジアカップ組織委員会は、中央政府と関連の国務院組織機関、各試合開催省・市などの関連の分野の人員で構成されている。組織委員会は秘書処を中国サッカー協会に設置し、そこで通常業務を行う。各開催都市も相応の業務機関を立ち上げる」と説明した。
アジアサッカー連盟(AFC)のサルマーン・アール=ハリーファ会長は、動画で中国組織委員会の成立を祝福し、「10都市がサッカー専用の球技場を新設し、最高のサッカー観戦環境を整えることになり、中国の国際大会の組織、開催能力に世界が注目するだろう。中国が2023年に世界に向けて、史上最高のアジアカップを見せてくれると確信している」と述べた。
2023年のアジアカップは、AFCが主催するアジアで最高レベルで、影響力が最も大きいサッカーの国際大会となる。6月から7月にかけて、北京、天津、上海、重慶、成都、西安、大連、青島、厦門(アモイ)、蘇州などの10都市の会場で試合が行われ、24ヶ国・地域が参加する予定だ。アジアカップ中国組織委員会が成立されたことで、アジアカップの準備が新たな段階に入ったことになる。
今回の成立大会はリモート会議の形式で開催され、北京にメイン会場を設置。各試合開催省・市にサブ会場が設置された。中央政府や国家機関の関連部門、組織委員会の各メンバー機関、中国サッカー協会、各試合開催省・市の政府、体育局、サッカー協会などの関連機関の責任者が会議に参加した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月23日