中国国家郵政局郵政業安全監督管理情報システムのリアルタイムモニタリングデータによると、今月18日に、今年の600億個目の宅配便が誕生した。500億個到達からわずか38日で600億個に達し、中国の宅配業の巨大な活力とポテンシャルが示されている。
1‐9月期、中国全土の宅配便取扱個数が前年同期比27.9%増の累計561億4000万個に達した。特に、9月の取扱個数が前年同期比44.6%増の80億9000万個と、ここ3年で最も大きな増加幅を記録し、その増加ペースは加速している。
郵政宅配業は、農業を下支えし、農村の流通を円滑化させ、農民にサービスを提供する重要な新勢力となっている。1‐9月期、農村地区の宅配便取扱個数は200億個を超え、2019年通年の個数を既に上回った。農村地区の宅配便取扱個数の増加ペースは都市部を10ポイント以上上回っており、中国全土の97%の郷・鎮に宅配便の営業所がある。エコな宅配便も広がりながら発展しており、4.5センチ以下の粘着テープで梱包された宅配便は94.3%、二重の梱包がされていないECの宅配便率は68.5%、再利用可能なフレコンバッグの使用率は87.2%に達した。また、段ボールなどの回収ボックスを設置している宅配便営業所が3万5000ヶ所増えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月19日