医療従事者と小さな患者。100年以上の時を隔て撮影されたこの2枚の写真は同じ構図を捉えていた。2月22日、浙江省紹興市で、3歳の幼い患者が看護師に向かって深々と頭を下げ、感謝の気持ちを示していた。この子供は、発熱の症状がみられたが、新型コロナウイルスには感染していないことが確認され、その後治癒して、無事退院することになった。そして約100年前、当時の杭州広済病院院長を務めていた梅藤根氏も自分に向かって深々とお辞儀をする小さな患者に礼を返していた。この2つのお辞儀は時を隔てていながら、その構図は驚くほど似通っている。その背後にあるのは、医療従事者と患者の間の相手に対する信頼と尊敬の念、そして共に手を携え、一緒に病と闘った思いだ。人類は疾病と常に闘い続け、白衣の戦士たちは患者を守るという使命のもと、勇敢に疾病に立ち向かっている。健康にかかわり、命を互いに託し、新型コロナウイルス肺炎と闘うこの時期、人々は誓いの言葉の重さや真情の尊さへの思いをますます強くしていると言える。新華社が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年2月24日