中国初の航空機飛行基地が建設されることとなった貴州省興義市(撮影・賀俊怡)。 |
国家体育総局航管センターの元センター長で中国航空スポーツ協会の李正梅・副主席は湖北省武漢市で3日に開かれた「国際航空スポーツトップフォーラム」において、「中国航空協会は、市民が『思い立ったらすぐに飛行機を利用できる』よう、2万ヶ所あまりの『航空機飛行基地』の整合・建設を進めている。これにより、低空領域の巨大な消費潜在力が解放されるだろう」と話した。新華社が伝えた。
李副主席は、次の通り述べた。
「中国の低空領域消費市場は、巨大な潜在力を備えた産業であり、その開発度は経済発展の足並みより立ち遅れている。米国国民一人あたりが擁する航空機と飛行士の割合に基づいて計算すると、中国では今後、航行する航空機の数量は104万機まで増加する見通しだ。また、航空機と飛行士の割合を1対2.5として計算した場合、中国では今後、260万人以上の飛行士が必要とされ、訓練市場だけでも市場規模は1兆元(約17兆2千億円)に達するだろう。また、ここには、熱気球、グライダー、スカイダイビング、風洞装置(ウインドトンネル)、ドローンなど、その他の低空飛行機は含まれていない」。
「中国航空運輸協会と全国170万ヶ所のスポーツ場は現在、景勝地、観光スポット、高速道路のサービスエリア、キャンプ場、キャパシティに余裕がある空港と協力し、スターランク別の航空機飛行基地の建設を進めている。その割合は、5つ星ランクが1%、4つ星ランク29%、3つ星ランク以下が70%となっている」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月6日
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