艦載機「殲15」、空母からの離着陸訓練を実施
中国初の空母「遼寧艦」は現在、今年初となる海上でのテスト・訓練を実施している。19日には渤海の某海域で、空母艦載機「殲15」の艦上からの離着陸訓練が行われた。中国は昨年11月に殲15の空母甲板への着艦に成功している。今回の離着陸訓練の成功により、中国が艦載機の空母からの離着陸技術をすでに掌握したことが示された。人民日報が伝えた。
遼寧艦の試験航海指揮部・航空機弁公室の李鳴主任は取材に答え、「遼寧艦は6月9日に出航した後、空母・艦載機の適合性試験、艦載機の飛行指揮および作業保障訓練、艦載機の着艦訓練など、様々なテストと訓練を行い、殲15の空母甲板からの離着陸に向け基盤を固めた」と語った。
今回のテストでは初めて殲15を本格的に遼寧艦に搭載し、飛行訓練を行う。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年6月20日