生体認証:身体的特徴を利用して個人を識別
あなたは誰-----?
一般人にとっては、身分証・戸籍簿・クレジットカードなど、身分や住所、財産の証明書が個人を識別する際の情報となる。しかし生体認証の専門家にとって、これらの情報は「身体の外」のものでしかなく、コピーや偽造の恐れがあり、信頼性は高くない。真の意味で唯一無二の識別情報は、一人一人の身体に存在する。指紋、虹彩、顔、声...これらを採取し識別することで初めて、世界でただ一人の「あなた」を識別することが可能だ。人民日報が伝えた。
米科学誌サイエンスはこのほど、目次ページに写真つきで「中国、生体認証に注目高まる」と題する文章を掲載し、中国の生体認証分野で得られた進展や実際の応用における成果について紹介した。
虹彩認証や顔認証など、1980年代には007の映画やSF小説の中でしか見られなかった光景が今や、中国の日常生活でも見られるようになった。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月11日