2年に1度開催される上海モーターショーが今年も予定通りにスタートした。会期は今月19日から28日までで、世界の自動車産業の最新の変革と発展を集中的に展示する場所になる。今回は国内外の自動車メーカー1千社あまりが出店し、展示面積は36万平方キロメートルを超え、出展される完成車は1400台、そのうち世界初お目見えが113台に上る。
この大規模なモーターショーで、新車を除いてもっとも注目を集めているのは各種産業にかかわるブラックテクノロジーだ。上海汽車工業傘下の栄威が打ち出したスポーツ用多目的車(SUV)の電気自動車(EV)「光之翼」は、軍の戦闘機に搭載されてきたヘッドアップディスプレイ(HUD)を自動車に移植し、ナビ情報をフロントガラスに映し出す...