解説
- 中国石油化工集団公司
- 「概説」
- 中国石油化工集団公司は1998年7月、国が中国石油化工総公司をベースに再編して設立した大型の石油石化企業集団。国が独資で設立した国有企業であり、国家が授権した投資機構、国家持ち株会社でもある。中国石化集団公司の登記資本金は1306億元、総経理が法定代表者であり、本部を北京に置く。中国石化集団公司は、同公司が全額出資した、又は株を所有する子会社に対し、資産利益を得る、重大な政策を決定する、管理者を選択するなど、出資者としての権力を行使し、国有資産に対して法に基づく経営、管理、監督を行うと同時に、価値保全・価値増殖の責任を負っている。
中国石化集団公司が持株会社となった中国石油化工股フェン有限公司は2000年10月と2001年8月にそれぞれH株とA株を発行し、香港、ニューヨーク、ロンドン、上海で上場している。2007年末、中国石化股フェン公司の総株式資本は867億株で、中国石化集団公司の持株比率は75.84%、外資企業の持株率は19.35%、境内の個人による持株率は4.81%となっている。中国石化集団公司は「フォーチュン」誌の2009年度世界500強企業ランキングで9位にランクインした。
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