4G体験サービス、市観光サービスセンターにお目見え 北京
10月1日からの国慶節連休が始まる前夜、北京移動と北京市観光委員会は、天安門広場に開設された市観光サービスセンターにおいて、4G(TD-LTE)ネットワーク体験サービスをスタートさせた。北京青年報が伝えた。
観光サービスセンターに足を踏み入れた観光客は、まず、4G技術を使って発信された観光安全・観光資源に関するメッセージを携帯電話で受けとる。屋内では、4G高速モバイル通信を無料で体験することが可能だ。北京の定番観光地、胡同(路地裏)探検、北京郊外ミニ旅行、北京のシャオチー(軽食)など各種コンテンツ満載の「i遊北京」アプリをダウンロードすれば、北京の主な観光地を巡る全面的な「バーチャル旅行」を体験できる。また、個別の詳しい北京観光情報を閲覧し、ハイテクを駆使した「インテリジェト観光」を楽しめる。
統計によると、天安門地区は北京市観光の中心エリアに属し、年間を通じて多くの観光客が訪れるが、特に祝祭日や休日には100万人以上に達する。4Gネットワーク利用が実現すれば、観光客は携帯電話を用いてスピーディに観光情報を入手することができ、観光の効率が大幅に高まり、サービス担当者の作業量が軽減される。4Gネットを実際に体験してみた観光客は、サービスについて「情報化サービスにより、観光中に必要な情報を簡単に素早く入手することができる。安全・交通・気象などの各種情報も、安全な旅行をバックアップしてくれる」と高く評価した。
北京市の政府部門が4G技術を利用したサービスを実施したのは、今回が初めてという。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月11日