温家宝総理がラオス国家主席と会談
温総理とチュンマリー主席 |
温家宝総理は5日、ラオスのチュンマリー国家主席(ラオス人民革命党総書記)とビエンチャンで会談した。
温総理は「ラオスがアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を開催し、世界貿易機関(WTO)に近く加盟することは、国の発展、繁栄、開放の現れであり、熱烈に祝福したい。近年来、中国とラオスは頻繁なハイレベル交流を継続し、多くの重要な共通認識にいたり、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップのたゆまぬ、踏み込んだ発展を促してきた」と指摘。現在特に重要な取り組みとして(1)核心的利益に関わる問題で引き続き互いを断固支持(2)平等・互恵を基礎に実務協力を拡大(3)中国とASEANの団結・相互信頼を強化(4)メコン川流域の取締り・安全協力を深化--を挙げた。
チュンマリー主席はラオスの党、政府、人民を代表して温総理のラオス訪問と第9回ASEM首脳会議出席を歓迎。長年来の中国の無私の援助と貴重な支持に謝意を表した。また「近年来、ラオス・中国関係は包括的に踏み込んで発展し、両国人民に幸福をもたらした。中国側と緊密に歩調を合わせ、ASEAN・中国関係のたゆまぬ前向きな発展を促したい。中国共産党の第18回党大会の申し分のない成功を祈る。中国共産党の指導の下、中国の特色ある社会主義事業は必ずやさらに大きな成功をおさめるものと信じている」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月6日