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 中共中央政治局はこのほど、中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)を10月20~23日に北京で開くことを決定した。「法による国家統治の全面的推進」という重大な議題について議論する。また、上半期の経済情勢を分析し、下半期の経済政策を検討した。改革開放以来の全体会議を振り返ると、「法による国家統治」をテーマにするのは党史上初だ。

第18期四中全会

  • ■日程
    2014年10月20~23日
    ■主要議題
     中共中央政治局による活動報告、法による国家統治の全面的推進における重大な問題の研究が主要議題となる。また、上半期の経済情勢を分析し、下半期の経済政策を検討した。
    ★法による国家統治を一段と重視
    ★経済政策は方向性を定めたコントロールを一段と重視
    ★発展は一定の速度を維持しなければならない
  • 四中全会の4大注目点

    • ■注目点3:規律検査制度改革
       四中全会は過去1年間の汚職摘発、クリーンな政治づくりの取り組みを総括し、高く評価
    • ■注目点4:資本市場に対する影響
       現在、政府と企業の境界線、権力と市場の境界線は明確さを欠いている。

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    過去20年間の四中全会の決定一覧

  • 第17期四中全会(2009年9月15~18日)
     採択した決定:「新情勢下の党建設の強化と改善における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」。
     全体会議は現在および今後一定期間の党建設の強化と改善について方針を打ち出した。
  • 第16期四中全会(2004年9月16~19日)
     採択した決定:「党の執政能力建設の強化に関する中共中央の決定」。
     全体会議は現在および今後一定期間の党の執政能力建設の強化における主要任務と各方針を決定。「執政能力建設」を初めて中央委員会全体会議の中心議題とした。
  • 第15期四中全会(1999年9月19~22日)
     採択した決定:「国有企業の改革と発展における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」。
     全体会議は2010年までの国有企業改革・発展の主要目標と堅持しなければならない指導方針を決定した。
  • 第14期四中全会(1994年9月25~28日)
     採択した決定:「党建設の強化におけるいくつかの重大な問題に関する中共中央の決定」。
     全体会議は党建設の問題を集中的に議論。民主集中制の堅持と整備、党の基層組織建設の強化と改善、才徳兼備の指導幹部の育成と抜擢を打ち出した。
  • 会議の招集パターン

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